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ICT化と税理士業

7月は税理士会会務と懇親会の多い月だそうです。3年ぶりにオフラインで開催された会も多かったそうでした。懐かしい先輩・上司と再会もできました。ある会で名刺が足なかったのですが新人あるあるだそう。ただ、名刺をいただいて顔と名前を知ることが一番重要で、次に重要なのは自分が誰のお世話になってきたか=自分が何者であるかを、一言でわかりやすく印象よく伝えることだと思いました。

その中でよくでた話題が、アフターコロナでICT化が進んだということでした。納税申告は税理士は電子化が義務化され、銀行振込もパソコンで完結し、納税まで行えます。(いまだ、行政により手続きがばらばらで不便であることはあります。)

私も面談と会議、研修はほとんどライン、zoom、チャットで行っています。会計システムとカードや銀行システム、エクセルデータとの連動が標準化しているので、会わなくても監査もできます。会計事務所が訪問し経理代行するスタイルでなく、会わないで連動データで処理することで、時間が節約でき、その時間で経営報告や分析・提案力を強化できます。

ただ、ネット完結と実際会うやり方との使い分けも必要です。新規にIt化をお願いするためには、ITの導入のための説明が必要です。会ってお互いにスマホを持ち、PC動作を確認し、レシートを見て説明しますので会ったほうがやりやすい。ベンダーとの契約も、オフラインで会場で会った方のベンダーさんと契約しました。成約するには、会って話してなんぼかなぁと思います。会って話すと安心します。

ICT化しつつ、訪問型の実際会って面談する形を今後も重視していきたいなと思いました。